本棚の話の適例

http://d.hatena.ne.jp/ayakomiyamoto/20090702#p1

 勝間和代文学(そろそろ総括の必要があるかとは思うが)の元ネタであったid:ayakomiyamotoのエントリーを読んで、ああやはり児童文学ほかそういう素地があるからあのように流れる文体のショートが書けるのだなあと分かる。

 かくいう私もロシア文学白樺派に影響を受け、月刊ログインからゲーム帝国までの馬鹿文章との並存と、中村正三郎忌野清志郎から毒と芸の整合性を探る術を教えてもらったと勝手に自負しているのだが。

 やっぱり14歳ぐらいから物心ついて理路整然と物事を理解しようとするまでの年齢にインプットされた土台というのは、確実にその人の表現する力や考えるときのフレームを規定するんだなと改めて思った。

 素材としての勝間和代女史の比類なき面白さというのも別の枠で考察せねばならないのだが。